肌質診断のやり方|洗顔後10分で分かる4タイプの見分け方

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肌質診断のやり方|洗顔後10分で分かる4タイプの見分け方

この記事の結論

肌質は「洗顔後に何もつけず10分待ち、どこがつっぱり、どこがテカるか」で判定できます。全体がつっぱれば乾燥肌、全体がテカれば脂性肌、Tゾーンだけテカって頬がつっぱれば混合肌です。肌質は季節・年齢・生活で変わるため、昔の診断結果のまま化粧品を選び続けると、いまの肌に合わないケアを続けることになります。

化粧水を買うとき、パッケージに「乾燥肌向け」「脂性肌向け」と書いてあるのを見て、一瞬手が止まる。自分はどっちなんだろう、と。学生のころはテカるのが悩みだったけれど、最近は夕方に頬がカサつく気もする——。

そのまま「たぶん混合肌かな」で選んでしまうと、合わないケアを何か月も続けることになります。肌質は思い込みで決めるものではなく、10分あれば確かめられるものです。

なぜ「自分の肌質が分からない」が起きるのか

肌質が分かりにくい理由は、判断材料にしている場面が悪いからです。多くの人は、日中の肌を見て判断しています。

しかし日中の肌には、化粧水・乳液・日焼け止め・ファンデーションが乗っています。エアコンの風や汗の影響も受けています。これは服を着たまま体型を測ろうとしているようなもので、素の状態が見えません。

肌質の判定に必要なのは、何も乗っていない素の肌が、時間とともにどう変化するかという情報です。洗顔で一度リセットしたあと、肌が自分の力でどれだけ皮脂と水分を戻すか。そこにその人の傾向が出ます。

洗顔後10分でできる肌質診断の手順

準備するものはありません。夜の洗顔のあと、いつものスキンケアを10分だけ待つ、それだけです。

  1. いつも通りに洗顔する(クレンジングをした日はその後の洗顔まで済ませる)
  2. タオルで水気を押さえ、何もつけずに10分待つ
  3. 額・鼻・頬・口元の4か所を、指の腹で軽く触って確認する

10分という時間には理由があります。洗顔直後はどんな肌質でもつっぱりを感じ、逆に30分以上置くとどんな肌でも皮脂が戻ってきます。素の傾向が一番出るのがこの前後です。

4か所の結果を、この表に当てはめる

額・鼻(Tゾーン)頬・口元(Uゾーン)判定
つっぱるつっぱる乾燥肌
テカるテカる脂性肌
テカるつっぱる混合肌
つっぱらない・テカらないつっぱらない・テカらない普通肌

判定に迷ったときは、頬を優先してください。Tゾーンは誰でも皮脂腺が多く、多少テカるのが普通です。頬がどうなっているかのほうが、その人の傾向をよく表します。

敏感肌は「5つ目のタイプ」ではない

ここで混乱しやすいのが敏感肌です。敏感肌は上の4タイプとは別の軸にあります。

  • 4タイプ = 皮脂と水分の量による分類
  • 敏感肌 = 刺激に反応しやすいかどうかによる分類

つまり「乾燥肌かつ敏感肌」も「脂性肌かつ敏感肌」もあり得ます。化粧水がしみる、季節の変わり目に赤くなる、新しい化粧品でかゆくなるといった経験が年に何度もあるなら、敏感肌の見分け方とスキンケアの基本を先に読んでください。この場合、肌質より刺激の少なさを優先して選ぶことになります。

判定結果別に、見るべきポイントが変わる

乾燥肌: 水分より「保持する力」を見る

化粧水をたっぷり使っても夕方には乾く場合、足りないのは水分の量ではなく、水分を抱えておく力です。角層のすき間を埋める保湿成分が入っているかを確認してください。化粧水の選び方で肌質別に見るべき成分を整理しています。

蓋をする工程も重要になります。乳液とクリームのどちらを使うか迷う場合は乳液とクリームの違いが判断の助けになります。

脂性肌: 「落としすぎていないか」を先に疑う

テカるからといって洗浄力の強い洗顔料で1日に何度も洗うと、かえって皮脂が出やすくなることがあります。まずTゾーンのテカリの原因で、皮脂が増える3つの要因を確認してください。

混合肌: 部分で変えるのが基本

顔全体に同じものを同じ量だけ塗るのをやめるだけで、印象が変わることがあります。頬にはしっかり、Tゾーンは薄く。1つの化粧品で全部をまかなおうとしないほうが結果的に楽です。

「テカるのにつっぱる」はインナードライの可能性

診断していて、Tゾーンはテカるのに全体的にはつっぱる感じがある、という結果になる人がいます。これは判定ミスではなく、インナードライと呼ばれる状態かもしれません。

内側の乾燥を補うために皮脂が過剰に出ている状態なので、皮脂を抑えるケアを重ねると悪化します。心当たりがあればインナードライの見分け方を確認してください。テカる肌に必要なのが保湿だった、というのはよくある逆転です。

診断結果はいつまで有効か

肌質は固定されたものではありません。次のようなタイミングでは、判定をやり直す価値があります。

  • 季節の変わり目(特に夏→秋、冬→春)
  • 引っ越し・転職など生活環境が変わったとき
  • 年齢による変化を感じたとき(皮脂量は年齢とともに減る傾向がある)
  • 使っている化粧品を大きく変えたとき

季節による変動が大きいと感じる方は、季節の変わり目に肌が荒れる原因もあわせてどうぞ。ゆらぎの正体が分かると、慌てて化粧品を買い替えずに済みます。

まとめ: 10分で分かることを、思い込みで決めない

  • 肌質は洗顔後10分・何もつけない状態で判定する
  • 判定はTゾーンとUゾーンの2か所の組み合わせで決まる。迷ったら頬を優先
  • 敏感肌は4タイプとは別の軸。重なることがあり、その場合は刺激の少なさを優先
  • テカるのにつっぱるならインナードライを疑う。皮脂対策が逆効果になることがある
  • 肌質は変わる。季節の変わり目ごとに確認し直す

今夜の洗顔後、10分だけスキンケアを待ってみてください。そこで分かる4か所の状態が、次に買う化粧水を決めてくれます。

肌質が分かったら、次はつける順番です。スキンケアの正しい順番で、水分と油分の考え方を整理しています。

※効果・使用感には個人差があります。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科専門医にご相談ください。

よくある質問

Q. 肌質診断は自分でできますか?
A. できます。洗顔後に何もつけずに10分置き、額・鼻・頬・口元の4か所がつっぱるかテカるかを確認する方法が最も簡単です。判定は化粧品売り場の測定機がなくても十分実用になります。
Q. 肌質は変わりますか?
A. 変わります。季節・年齢・生活習慣・使っている化粧品によって数か月単位で変化するため、少なくとも季節の変わり目ごとに確認し直すのが現実的です。
Q. 混合肌と敏感肌は同時に当てはまりますか?
A. 同時に当てはまります。混合肌は皮脂量による分類、敏感肌は刺激への反応しやすさによる分類で、軸が別だからです。両方に当てはまる場合は、刺激の少なさを優先して選びます。
Q. テカるから脂性肌だと思っていましたが違うことはありますか?
A. あります。内側が乾燥しているために皮脂が多く出ているインナードライの場合、皮脂を抑えるケアを続けると悪化することがあります。洗顔後につっぱりを感じるかどうかが分かれ目です。
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