寝ている間の髪の摩擦対策|枕カバーとまとめ方で変わる朝の髪

ヘアケア・ボディケア読了目安: 約6

本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています。詳しくは免責事項をご覧ください。

寝ている間の髪の摩擦対策|枕カバーとまとめ方で変わる朝の髪

この記事の結論

朝の髪の広がりや絡まりは、寝返りのたびに枕と髪がこすれることで起きています。人は一晩に20回前後の寝返りを打つため、綿のタオル地のような摩擦の大きい枕カバーだと、その回数だけ髪の表面が削られることになります。対策は枕カバーの素材を替える・髪をゆるくまとめる・完全に乾かしてから寝る、の3つで、いずれも今夜から始められます。

朝起きて鏡を見ると、後頭部だけが広がっている。毛先が絡まっていて、ブラシがすんなり通らない。夜はあんなにきれいにまとまっていたのに——。

寝ている時間は、1日のうちで最も長く髪が何かに触れ続けている時間です。人は一晩に20回前後の寝返りを打つといわれます。その回数だけ、髪は枕の上をこすられています。

なぜ寝ている間に髪が傷むのか

髪の表面は、キューティクルといううろこ状の層で覆われています。これは屋根瓦のように重なっていて、毛先方向に向かって並んでいます。

摩擦が問題になるのは、この向きがあるためです。瓦を下から上へこすれば、めくれて剥がれます。寝返りのたびに、髪はさまざまな方向から枕にこすられます。

ここに、枕カバーの素材が関わります。

素材表面摩擦
タオル地・パイル繊維のループが立っている大きい
綿(ふつうの織り)細かい凹凸がある中くらい
サテン(ポリエステル)なめらか小さい
シルクなめらか+吸湿性小さい

多くの家庭で使われているのは綿かタオル地です。肌ざわりはよくても、髪にとっては引っかかりの多い面ということになります。

もう一つ、乾燥も関わります。冬場の寝室は空気が乾き、静電気が起きやすくなります。静電気が起きると髪同士が反発して広がり、さらに絡まりやすくなります。この仕組みは髪の静電気の原因と防ぎ方で詳しく解説しています。

対策1: 枕カバーの素材を替える

最も手間がかからず、効果を実感しやすいのがこれです。寝ている間ずっと接している面を変えるので、他の対策より影響が大きくなります。

シルクとサテン、どちらを選ぶか

シルクサテン(ポリエステル)
摩擦の少なさ
吸湿性
価格高い手頃
手入れ手洗い・ネット推奨洗濯機で洗える
耐久性扱いに注意が必要丈夫

摩擦の少なさ自体は大きく変わりません。まず試すならサテンが現実的です。効果を感じてから、吸湿性も求めてシルクに移行するという順序が無駄になりにくいでしょう。

なお「サテン」は織り方の名前であって素材名ではありません。シルクサテンもポリエステルサテンも存在するため、購入時は素材表示を確認してください。

枕カバーがすぐ用意できない場合

シルクやサテンのスカーフを枕に敷く、なめらかな素材のTシャツを枕にかぶせる、といった代用でも接触面は変わります。今夜だけ試してみたい場合の選択肢になります。

対策2: 髪をゆるくまとめる

髪を下ろしたまま寝ると、寝返りのたびに髪全体が引っ張られ、こすれます。まとめておくと接触する面積が減ります。

やり方のポイント

  • 耳より下でまとめる(頭頂部で結ぶと寝返りのときに引っ張られる)
  • ゴムではなく、布製のヘアタイかシュシュを使う
  • きつく締めない。緩く束ねるだけで十分
  • 長い場合は、ゆるい三つ編みか、毛先を上に折り返したお団子に

避けたいのは、細いゴムで高い位置にきつく結ぶことです。同じ場所に圧がかかり続けると、その部分が切れやすくなります。切れ毛が気になっている方は枝毛・切れ毛の原因と対策もあわせて確認してください。

ナイトキャップも同じ考え方の道具です。髪をまとめて包むことで枕との接触を減らせます。選ぶときは、締め付けが強すぎないことと、通気性を確認してください。

対策3: 完全に乾かしてから寝る

濡れた髪はキューティクルが開いています。この状態で摩擦を受けるのが、最もダメージにつながります。

半乾きで寝るのは、対策1と2をやっても帳消しになるくらい影響が大きいと考えてください。加えて、湿った頭皮は蒸れて雑菌が増えやすく、においの原因にもなります。

乾かす手順はお風呂上がりのヘアケアの順番にまとめてあります。最後に冷風を30秒当ててキューティクルを閉じておくと、夜の摩擦への耐性が変わります。

頭皮のにおいが気になっている方は頭皮のベタつき・においの原因も参考になります。

寝る前の「あと1分」でできること

3つの対策に加えて、寝る前に1分だけ足すと翌朝が変わる工程があります。

アウトバストリートメントを少量、毛先に

夜のドライヤー前につけたものとは別に、寝る直前にごく少量を毛先だけに足します。摩擦を受ける場所に保護膜を足すイメージです。

つけすぎると枕が汚れ、根元がべたつきます。1〜2滴で十分です。製品選びは洗い流さないトリートメントおすすめ4選を参考にしてください。

寝る前にブラッシングする

絡まりをほどいてから寝ると、朝の絡まりが減ります。ただし目の細かいブラシで強くとかすのは逆効果です。目の粗いコームで毛先から少しずつ、が原則です。

朝の広がりが摩擦だけで説明できないとき

対策をしても広がりが変わらない場合、原因が別のところにある可能性があります。

摩擦対策は「これ以上傷めない」ための守りの手です。すでにあるダメージには、ヘアマスクおすすめ4選のような補修のケアを別に足す必要があります。

まとめ: 一晩20回の摩擦を減らす

  • 寝ている間、髪は寝返りのたびに枕とこすれている
  • 対策は枕カバーの素材・髪のまとめ方・完全に乾かすの3つ
  • 枕カバーはまずサテンが現実的。シルクは吸湿性も欲しくなってから
  • まとめるときは耳より下で、布製のタイで、ゆるく
  • 半乾きで寝るのが最大のリスク。ここを守らないと他の対策が効きにくい
  • 寝る前に毛先へ1〜2滴、寝る前のブラッシングは目の粗いコームで

今夜は、髪を耳より下でゆるく束ねてから寝てみてください。枕カバーを買う前に、これだけでも朝の絡まり方が変わります。

日中の広がりまで含めて対策したい方は、くせ毛・広がり向けシャンプーおすすめ4選で髪質別の選び方を解説しています。

※効果・使用感には個人差があります。頭皮に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科専門医にご相談ください。

よくある質問

Q. 枕カバーはシルクとサテンのどちらがいいですか?
A. 摩擦の少なさという点ではどちらも有効です。シルクは吸湿性に優れる一方で価格が高く手入れも必要、サテン(ポリエステル)は安価で洗濯しやすいという違いがあります。まず試すならサテンが現実的です。
Q. 髪を結んで寝てもいいですか?
A. ゴムで強く結ぶのは避けてください。緩めのシュシュや布製のヘアタイで、頭頂部ではなく耳より下でゆるくまとめるのが基本です。
Q. 半乾きで寝るとどうなりますか?
A. 濡れた髪は表面のキューティクルが開いているため、摩擦の影響を強く受けます。加えて頭皮が蒸れてにおいの原因にもなるため、乾かしてから寝てください。
Q. ナイトキャップは効果がありますか?
A. 髪をまとめて枕との接触を減らせるため、摩擦対策としては合理的です。ただし締め付けが強いものや通気性の悪いものは蒸れるため、サイズと素材を確認してください。
#摩擦#枕カバー#ヘアケア#寝る前#髪の広がり
ヘアケア・ボディケア5

くせ毛・広がり向けシャンプーおすすめ4選|髪質別の選び方

くせ毛のシャンプー選びは「洗浄成分」より「水分をどう抱えるか」で決まります。楽天市場でレビュー件数の多い4本を、価格帯・仕上がりの傾向・向いているくせの種類で比較し、失敗しない順序まで解説します。